外壁はなにが良い??
外壁は色々な物があります。いったい何が良いのか??
日本の国で「外壁」と言えば「サイディングボード」となるのが一般的な事でしょう。板状のものを張って行くものです。
軽くて地震にも強い材料ですが、周りと同じ雰囲気になるっていうのが欠点と言えば欠点。自己主張がしたい人には向かないかもしれません。
鉄板という選択肢もあります。ガルバリウム鋼板というものです。これはサイディングボードより軽量なので耐震的には非常に良い材料です。
欠点は凹む事とキズが入れば錆びるって事ですね。
モルタル壁もあります。これは防火の目的で広まったものだと認識していますが、どうしても水を使う工法なので時間が掛かる事と、荷重が大きいくとが問題になります。
また、モルタルが割れる事も考えておく必要があります。表面の仕上げをどうするかも考えないといけません。
タイルという物もあります。重厚感あふれる外壁です。もちろん重たいです。またどうしても四角い物を張るものでありますから、曲線のデザインは難しいですね。
木を張る事もありますが、これは防火上の問題有りになります。街中では使えない材料ですね。
ALC版という物もあります。パワーボードとかですね。断熱性があります。ただ、施工次第でしょうが地震時に脱落する事があります。
阪神淡路大震災の時に鉄骨造の建物で多くの脱落したALC版を目にしました。耐震性に優れていると思っていましたが意外でした。
ざっとこんな感じです。
何が良いのか??自分は費用対効果でサイディングボードだと考えています。「個性が無い」っていう人も多いですが、外観で個性を出そうなんて思っていません。
生活するのは家の中ですからね!!
メンテナンスが楽で耐震的で防火性があるってのが良いですね。他も良いところはありますが費用的な事や耐震的な面から採用していませんね。
たまに外壁を指定して来る人が居ますが、意味が分かっての事ではないのでそのまま鵜呑みにして工事をする事は無いです。
外壁を変えると色々な物や事が変わりますからね。そんなに単純な事ではないのです。