窓も色々・・・・
家に必ず付いているのは「窓」でしょう。明かりを取り込んだり、空気の入れ替えをしたりするための物になります。
ただし、窓からは「熱」も出入りしていますので、断熱性能を考える場合はかなり考えておかないと大きな熱の穴となりますからね!!
断熱の事を考えると「窓」は無視できない存在になります。では、どんな窓があるのか??色々な窓が存在します。それを勉強はしなくても良いと思います。
ただし「色々と選べる会社」で家づくりをしている方は勉強をした方が良いと思います。そうしないと窓で失敗します。
高気密高断熱の家の場合は窓は「樹脂サッシ」になります。そうしないと来年の断熱基準の適合には追い付けません。
鹿児島では「複合サッシ」でギリギリでしょう。2030年の義務化ではアウトになると考えられます。
普通のアルミサッシは論外になります。
ガラスもトリプルガラスかペアガラスになります。鹿児島は遮熱LowーEガラスになりますし、北国では断熱LowーEガラスになります。
窓も引き違い窓は気密性性能が悪いのでたくさんつけたら寒かったり、暑かったりしますから気を付けましょう。
基本はすべり出し窓が良いです。
他にも窓の大きさが問題になります。大きな窓ほど家の断熱性能は低くなります。外観を見て大きな窓が多い家を建てる会社は断熱性能は高くないと言えますね。
外皮計算を行なうと、窓からどれだけ熱が逃げているのかが分かります。そうなると必然的に窓は小さくするしかないって事です。
大きな窓を採用している会社はそれが理解できていないと言えます。
来年は断熱基準の適合が義務化されます。そうなると外皮計算をどの家も行わないといけません。そうなると大きな窓で設計すると適合できないなんて事になる。
義務化されて適合基準のレベルが初めてわかる会社の設計は、基本的な設計をやり直す必要があるって事ですね。
また、打合せで「窓はどうしますか??」なんて事も出来なくなります。
つまり、今で断熱基準に適合させている家を建てている会社を探す事でしょう。「長期優良住宅」を手掛けている会社ですね。
意外と簡単かもしれません。