針葉樹と広葉樹
木は大きく分けたら二種類あります。
一つは「針葉樹」と呼ばれるものです。葉っぱが「針」みたいになっているものが多いのでそう呼ばれている訳です。日本では「杉」とか「桧」とか「松」などが有名ですね。
建築材でもよく使用されます。構造材でも使われますが、内装材でも使われます。鹿児島は杉が良く使われています。
針葉樹は古いタイプの木になり、フィトンチッドという成分を出して臭い成分を分解して養分として葉っぱから吸い込んだりしています。
海岸の岩の上の松の木などを見ると岩から養分が取れない事で理解できるでしょう。桜島でも溶岩の上に松の木がたくさん生えていますからね。
家の内装材で使い「木の成分」を利用するためには「針葉樹」の方が良いと言われています。
根っこから養分を取るのが広葉樹です。新しいタイプの木になります。針葉樹が世代交代を繰り返してできた「土」の上に生えます。
フィトンチッドも針葉樹に比べるとそこまで出しません。なので内装材に使うには木の成分を利用する事は出来にくいって言えます。見た目の問題です。
英語圏に行くと「針葉樹」は「ソフトウッド」と呼ばれています。「広葉樹」は「ハードウッド」と呼ばれていますので、内装の床に使う木は柔らかい針葉樹の方が良いと言えます。
広葉樹は硬いので靴を履いての生活に合う事でしょう。素足の生活の日本人には合わないと言えます。
なんて事を言う人も少ないです。最近は「木」って自然素材という中に存在する物の一つぐらいにしか思わない人が多いのが実情です。
「木は人に優しいですよ!!」
なんて事を言う人は多いです。が、何がどう良いのかまでは言ってくれません。知らないからですね(笑)
針葉樹と広葉樹も知らない人が多いと思います。そんな人が家を建てているんです。そうなると木以外の知識も知れているって事ですね。
誰と建てるのか??それだけで家は大きく変わるって事ですね!!
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