フラット35の恐怖
今年の住宅の目玉に有るのが「フラット35S」でしょう。
付加価値のある家を建てると基準金利から10年間0.6%金利を下げてくれる制度です。2月の金利が1.37%なので、10年間は0.77%になるってことです。
銀行の10年固定の金利が0.9~1.15%ですからかなりの低金利ってことになります。が、ここで飛びついてはいけません。
フラット35は団体信用生命保険が別での加入になります。銀行ローンの多くはそれが金利に含まれる。そこの計算を行わずして飛び込むと大変なことになる!!
1000万円借り入れた場合の保険料は10年間で約32万円になります。2000万円では2倍の64万円で3000万円であれば3倍の96万円です。
この金額に金利差額分の金額で採算にあるかどうか??フラット35Sの価値があるのかどうか??個々の計算は重要です。
以前のフラット35Sはマイナス1.0%だったので手の出しようがありませんでした。が、今回は微妙です。銀行ローンの金利次第では不利なものが出てきそうです。
また、普通のフラット35の仕様からフラット35Sを使う場合、工事自体を変更すると言うかグレードアップする必要があり、そこでも金額アップが考えられますので、金利差だけの検討は危険です。
また、団体信用生命保険もよく理解しないといけません。
「団体」ということで、フラット35の申込者全員を対象にして、保険金の賭け率はその平均値で取っているらしいです。つまり平均なので40歳代での保険料になるみたい。
若い人ほど割に合わない保険料を出すことになる。
ちなみにこの保険。フラット35を申し込んだ人が亡くなられた場合に借入金額の残金分を保険で返済する保険のシステムの事です。
銀行ローンは支払金利に含まれているので銀行が負担しています。
フラット35を借入れする若い人は団体信用生命保険ではなく個人でほかの死亡保険に加入されたほうがお得かと思います。
また、銀行ローンの中にはがん保険まで付いているものとかもあり、保険の中身で判断するのも良いかもしれません。
住宅ローンなどは金利だけの判断になりやすいですが、実際はそのシステムを理解しておかないと判断できないものです。
これが意外に解っていない人が多いです。
自分の場合、長年の経験で知ってはいけないことまで知っています(汗)
一生で一番の買物は住宅ローンです。選択を誤ると35年後に数百万円の差額になると言うもの。
十分な検討が必要だと思います。
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