後悔しないための家づくり「玄関」
玄関をどうするか??なんて事はあまり考える人も少ないと思います。
リビングやキッチンなどはあれこれと考えてプランを変更したりする人も玄関は出入り口と考えてあまり深くは考えていない人が多いと思います。
まあ、あまり長時間いる場所でもないのでそこまで考える事は無いと思うのが普通でしょう。
最近は玄関回りにトイレや手洗いを設置する事が多くなっていますが、あれはあまりよろしくないと思います。
コロナの頃の家に帰ってすぐに手洗いが出来るようにという考え方だとは思いますが、玄関に入り手を洗うって誰がするのか??
「子供が小さいので」
なんて事を言う人も居ると思いますが、子供はすぐに大きくなります。しかも18歳で家をでる。残された夫婦が手を洗うのか??
まあ、夫婦のどちらかが手洗い場の掃除をする事になるだけでしょう。
手洗い場も使わない場合、給水管の中の水が滞り、給水管の中で腐る事が考えられます(専門用語で死に水と言います)それにならない様にトイレが玄関にやって来た。
トイレがあると死に水は出来ませんからね。よく考えてはありますが死に水のために玄関に設置されたとしたら使いづらいトイレと言えますね。
何を優先するか??でしょう。
玄関にはシューズクロークも設置します。これもどんなタイプにするのか??ウォークインタイプなのか壁面収納なのか??
動線を家族用と来客用と分けるのか??色々と考える事は多いのが玄関です。
玄関ポーチもどのぐらいの広さにするのか??
ほとんど滞在しませんので狭くする事が多いのが玄関ポーチなんですが、雨の日など濡れないように考えるとある程度の広さは必要になります。
子供が小さいとベビーカーや三輪車などをどこに置くのか??なんて事も考えておかないといけません。
もみの木ハウスでは玄関もある程度のルールがあり、それに基づいて設計していきます。シューズクロークもあるし、玄関ポーチも広めの設計です。
それは要望が無くても設計していきます。
この辺りも既に暮らしている人の家を見学する事で確認できる事です。打合せをするより見学する事ですね。
それが一番です。