カラーフロアは使えない??
日本に建つ家のほとんどの床が「カラーフロア」という「べニア」の床になります。
最近はべニアの基盤に印刷されたシートが表面に張ってあり、それを保護膜で覆うものがほとんどです。
印刷技術が上がっているので「本物の木」の様に見えるから恐ろしいです。
どちらかと言えば「建てる側」の都合で採用される事が多いのがカラーフロアでしょう。傷が付きにくく、価格が安く、作業性が良いって事での採用です。
暮らす人はどうなのか??
傷が付きにくくなっている事で表面を硬い樹脂でコーテンイングしています。これがある為に人の体にはダメージがあるわけです。ペットはなおさらダメージを受けますからね!!
掃除も大変です。埃と油煙が合体して床の表面に貼り付きます。そうなると掃除機ではどうにもなりません。化学雑巾ではぎ取るしかありません。
また、スリッパを履いて床の上を歩くだけで静電気が発生します。そうすると埃を吸い寄せる事になります。そうなるとまた掃除は厄介になります。
掃除機を掛けるだけで静電気が起こりますから掃除しているのか??埃をくっ付けているのか??
カラーフロアはシート貼りです。ソノシートに及ぶ傷が入ると表面が剥げてきます。そうなると修理も出来ません。
凹んでも凹んだまま・・・・・
なんのための床なのか??施工業者ようなんですね。生活するのにはあまり意味は無いって事です。なのでもみの木ハウスでは使わない商品です。
カラーフロアには色々な商品があり、色々と選ぶ事が出来ます。
床が決まるとドアなどの商品もその床のメーカーで決まる。それを「カラーコーディネート」というって事で勉強会とかある訳です。
「基本色決め」ってやつで、それで床が決まると多くの建材がそのメーカーの商品で決まる事になる訳です。
なので各メーカーは床の色を微妙に変えて独自の物になります。
それに決まるようにメーカーは仕掛けていますからね。まあ、自分達も昔はそのシステムの中で仕事をしていました。
床がもみの木になるとそんな話が変だという事がよく分かります。
内装材を使う意味を考えるべきでしょうね!!