キッチンのこだわり
「キッチンにはこだわりました!!」
なんて事も良く聞きます。多くの場合は使いもしない様なオプションだらけなっているだけの事です。お金がもったいない。
自分の経験ですが、料理をする人ほどキッチンにはあまりこだわりがありません。シンプルなものを選ぶ人が多いです。
これは車と同じで、運転のあまりうまくない人ほどオプションを付けまくるって話と同じ事ですね。まあ、最近は車も女性が決めてるようですが・・・・。
キッチンも一生ものではありません。古くなったら最新型に変えれば良い話なんですが、なぜか最後まで使い切るような考えで選ぶ人が多いです。
調理器具や食洗器など、電化製品はおおむね10年で壊れますからね!!そのつもりで選んだ方が良いですね。
量産メーカーなどは輸入キッチンとか使います。価格の比較が出来ない様にするためですね。また、インテリアコーディネーターへの手数料が払いやすくするためでもあります。
インテリアコーディネーターもただでは動きません。そこは知っていた方が良いでしょう。
さて、こだわりのキッチンですが、そこまでこだわる必要はないと思います。量産メーカーや地域のビルダーは「欲」に対して営業活動を行います。つまり「工事費が上がる」作戦ですね。
家の中のパーツで言うとキッチンがダントツで高い物となります。そこが上がると工事費も上がる訳です。
面白い住宅会社はまずはキッチンを決めて、それに合わせてプランをするという逆走作戦で進めて行くところもあるみたいです。
全くの白紙の状態からキッチンを決めて行くと恐ろしいくらいのハイレベルなキッチンになります。
「せっかくの事だから」
って事で進むからですね。ショールームでお金の事を無視してキッチンを選ぶと定価で400万円超えとか平気でなりますのでお気を付けください。
キッチンは「欲」で決めたら危険な商材です。必要な機能なのか??欲しい機能なのかそれが重要です。
こだわり=欲しいでしょうからね??
普通の人は普通が良いでしょう。