何かがおかしい??

今年の4月から「断熱性能の適合の義務化」が始まりました。
なので、それ以降の家はちゃんと断熱性能がある家が建っているはずです。が、その性能が発揮できているかどうかは疑問でしょう。
なぜか??設計性能は簡単に出来ますが、現場はそう簡単にはいけません。職人さんの意識がどうなのか??で、性能が大きく変わります。
現場の職人さんに「断熱工事」の事を教える事が一番大変な事になると思います。つまり、職人さんが理解していないと性能は出せないという事です。
「断熱等級は6です」
とか言われてもその性能が出ているかは謎だという事です。設計性能が6だという事ですからね。
実際に性能があるのかどうかは、完成した家に行くしかないという事です。そこで体感するしかありません。
性能が無い場合は夏は暑いし冬は寒い。まあ、エアコンの室外機が何台家の周りに並んでいるかでもなんとなく分かります。
もみの木ハウスの家では平屋の場合では6帖用のエアコンが1台でまかなえます。家の外皮から逃げる温度とエアコンの能力で計算すると6帖用でも十分です。
その性能が無い場合、複数台のエアコンを稼働させないと快適ではないという事になります。設計上の性能と実際の家の性能が大きく違うって話です。
そうなる原因の多くは「気密性能」になっていきます。気密性能を確保するには現場の施工の細部の処理が問題になります。
これがかなり難しい問題になっていきます。
なかなか理解してくれません。まあ、現場の管理者が理解できていない事の方が多いかもしれません。
そんな人は性能の高い家に暮らしていない事の方が多いような気がします。どんな家に住んでいるのかで、建てる家の意識が変わるって話です。
まあ、自分の家も気密性能が低く今の家との性能差が大きいです。それもあり、気密の事はかなり調べましたからね。
なので、気密は5年くらいはマスターするまでかかると考える方が良いでしょう。経験が大きく関わる工事になります。
料理をレシピ本を見ながら作るのと同じで、自分の味にするには試行錯誤を繰り返すしかありません。
なので経験豊富な住宅会社を選ぶしかないという事ですね。























