基礎は鉄筋コンクリート造になります!!
家は「木造」ですが基礎は「鉄筋コンクリート造」になります。
なので木造の家を建てるとなると鉄筋コンクリート造も詳しくないとダメであると言えます。
木造と鉄筋コンクリート造はまるで違う構造です。素材も違うし考え方も違う。
それを一体化する訳なので、それなりに理解していないと恐ろしい事になって行くわけです。
大きな地震とか来た場合は大きな分かれ道になる可能性は高いですね!!
自分は若い頃に設計事務所に勤めていて、そこで鉄筋コンクリート造の建物の設計とかしていました。
なので国土交通省の建築工事標準仕様書とか読んで、色々な仕様を読んで覚えていました。
それが今でも役に立っている訳です。
色々な現場がありますが、中には基礎屋さんに丸投げで、工事管理が出来ていないとかありますからね。
注意した方が良いでしょう。
さて、鉄筋コンクリート造ですが「鉄筋」と「コンクリート」の組み合わせで強度を保つ構造になります。
鉄筋が引っ張る力に、コンクリートが圧縮の力に対応します。この二つの素材は相性がよく、良く馴染む。
また、コンクリートがアルカリ性である事で、中の鉄筋が錆びません。
ただ、今の雨が「酸性雨」になっており、コンクリートを中性化させていきます。コンクリートが中性化すると中の鉄筋が錆びる。
そうなると鉄筋が膨張して、コンクリートが割れ始めて行き、悪循環が始まります。
コンクリートの中性化の時間を稼ぐにはコンクリートの厚みを熱くする方法があります。
もみの木ハウスではその方法で基礎の暑さを割り増しにしてあります。コンクリートの中性化の時間を稼ぎ耐久性を上げてるって事。
色々な事を考えて、家の仕様を決めて行く。全体のバランスを考えているんですね。
家はトータルバランスです。何かが突出してもバランスが悪いだけですからね!!
家は色々な事を考えていく事になります。博学が求められるものになると考えています。
人が暮らすわけですからね。色々な事や物に対応して行かないといけません。するとバランスが良くないとダメだと言えます。
いつまでも勉強です。