家づくりの基本「家事動線」
家の使い勝手は家事動線で決まります。
では、使い勝手の良い家事動線を手に入れるにはどうすれば良いのか??
「家事をやっている設計者に設計をしてもらう事」
ですね。これも「経験」が大きいです。家事をやった事の無い設計者は動きが不明です。だから家事をする事が想像できません。
平面プランを見るとそれがよく分かる。
キッチンと風呂場が対角線上にあったりしますからね!!洗濯が大変です。それがよく分からないって事。
キッチン周り水周りを集中させて、クローゼットや洗濯物干し場をその近くに配置する。それだけで家事は全然変わってきます。
特にもみの木ハウスの場合「調湿効果」と「抗菌効果」を利用できるので、他とはまるで違う間取りが出来るんですね。
そこはもみの木ハウスのインスタグラムをご覧いただければご理解いただけると思います。
家事をやった事の無い人の設計は恐ろしい限りです。コロナの「玄関の手洗い」なども掃除をした事が無い人が思い付くプランでしょう。
水が出る場所は「汚れる」って事が理解できていません。自分はそんな要望が出た場合、
「掃除が大変ですけど、付けますか??外水道で手は洗えますけど、本当に必要ですか??」
なんて言います。今までそんな設計をした事は無いです。家に流行りは不要です。
家なんて家事動線で決まる様なもの。そこを理解していない設計者の設計は最悪でしょう。
一生の事ですからね。家事には休みはありません。
料理に洗濯に掃除にと色々あります。朝の動きや夕方の動きとかを想像できるのかどうか??それが問題になります。
今やほとんどの家が共働きです。家事は分業制になっています。そうなるとますます家事動線は重要になるんですね。
ここでポンとになるのが「収納」でしょう。どんな収納にするのか??自分の場合、しまいやすく取り出しやすいものにします。
ほとんどがウォークイン式にしています。中の物が見渡せるようにですね。
色々と考えて進化させていくのが自分流です。家事の時短が面白いですからね!!