家づくりの基本「断熱性能」
家を建てる時に気を付けないといけない事があります。
その一つが「断熱性能」ですね。これは基本中の基本です。多くの人が「断熱」より「工事費」を気にして建てるのが家ですが、それは大きな間違いです。
健康住宅の基本も「断熱」だと言えます。断熱性能を上げる事で病気になり難い家になる。つまりが「健康住宅」って事。
それを多くの人は気が付いていません。中には「断熱なんて考えなくて良いよ」ってな会社もありますからね。
そんな会社で家を建てるととんでもない人生を生きることになります。
断熱性能が低い家では必ず「結露」という現象が起こります。冬の朝は、窓が結露でビチャビチャって事になる。
これは家の中の環境が最悪の状態を表す現象なんですね。結露があるとカビが生える。カビが生えるとそれを食べるダニが出て来る。なんて車供物連鎖が家の中で繰り広げられる。
カビや微生物の快適な棲家って事ですね。人にはあまりよろしくない環境だって事です。
断熱性能が低い事でこうなるって事ですね。夏は暑く、冬は寒い家なので家を使い倒せないって事にもなります。エアコンの無い部屋は誰も行きません。
せっかくの家です。使い切った方が良いでしょう。
断熱性能が低いともったいない事にもなります。また、冬のヒートショックとかも起こります。毎年、ヒートショックで2万人ほどが亡くなられています。
断熱性能が低いだけでこういった事になります。だから断熱性能はあげた方が良いですね。
そして断熱性能は設計者が高断熱の家に住んでいないと難しいって事が致命的な事になって行きます。
知らない世界の事は話が出来ないのと同じで、高断熱の生活が分からない人は、高断熱の家の設計は難しいって事です。
なので高断熱の家が欲しいってなった場合は、高断熱の家を建てている会社にお願いする事です。
「うちも出来ますよ。高断熱の家は」
みたいな会社には行かない事です。建てた事がない会社は技術的に無理があります。断熱は経験も必要ですからね!!
2025年から義務化される断熱基準。やった事ない会社では建てない方が良いでしょう。