家づくりの怖さ!!
家づくりって怖いです。実体のない「紙に書いた図面」で契約します。
ほとんどの人はそれを想像できていません。下手するとプロ側の人さえ理解できていなかったりします。現場で納まらないって事になったりします。
しかもほとんどが「イメージ」の世界です。実際の生活がどうなるのかは住んでみないと分かりません。
営業マンを信じるしかないって事ですね。まあ、信じても恐ろしい投資をする事になります。失敗は許されないって事です。
でも、多くの人は失敗する訳です。それは、
「今度、家を建てるとしたらどうする??」
って質問をすると分かります。この質問に答えが有ればあるだけ失敗した場所があるって事です。
「家は3回建てないと良い家にはならないって言うから」
なんて事を言うのもこの質問の後ですね。既に失敗を悟っているって事です。
では、なぜ失敗したのか??答えは凄く簡単です「要望を通したから」です。家の失敗は自ら通した要望箇所の場合がほとんどです。
まあ、素人の考えですからしょうがないと言えばしょうがない訳です。でも、失敗するって分かっていて要望を聞く会社もおかしいですね。
でも、これって業界では「常識」としてある事です。客能要望こそ全てみたいな感じです。
営業マンが存在する会社ほど、この失敗は多くなります。客の要望は神の声!!みたいになりますからね。
以前、居た営業マンもそうでした。
「これはお客様からの要望ですよ」
ってな感じで設計変更をごり押しして来ていましたからね。
「これは構造的に無理ですよ」
なんて言っても聞く耳を持っていません。そして最後に泣くのはお客様です。
「なんでこうなるんですか??」
ってね。素人の判断なので深い思慮は無いのが普通です。プロが考えた図面を変更する事が誤りでしょう。
ただし、プロがしっかりしていた場合のお話しですが・・・・・
自分の家だから自分の考えを反映させたいという気持ちは分かります。が、それは素人の考えです。
プロに相談して判断する事が失敗しない事だと言えます。ヒアリングって作業をする会社は要注意でしょう。
ヒアリング程無意味な作業はありません。あり余る予算が有ればやっても良いですけどね??
「予算はありますか??」
で、終わる話です。