家での暮らしの変化!!

家は30歳代で建てたら、80歳代までは暮らすのが普通でしょう。つまり50年以上は暮らすって話です。
お子さんが18歳で家を出た場合、その後は夫婦のみで暮らす事になります。30歳の時のお子さんだったら48歳の時に出ていきます。
そこから先の30年以上が二人きりとなるというのが事実です。
さて、家づくりの時は「今」をメインに話を進める事が多いです。多くの会社は「今」を論点に展開していきます。そうした場合、二人きりの暮らしにフィットしません。
もみの木ハウスの場合「お子さんが家を出た後の方が時間は長いですよ」という事で、そちら側にフィットさせるように話をしていきます。そうしないと後悔しますからね。
家族4人でワイワイしていた時代から、中学、高校生となると個室にこもりがちな子供達に変化します。次にワイワイなるのは孫が生まれてからでしょう。
家の中の暮らしは時代とともに変化していく事を頭の中に入れておくことです。
将来を見越して1階寝室にするのもそのためです。2階寝室は階段がネックになる日がやって来ますからね。
どこまで先を読めるかが大きなポイントです。
まあ、多くの住宅会社の設計者は先まで読み通す事は難しいと考えるべきでしょう。特に若い人は無理でしょう。
家の設計も経験値が大きく作用しますからね。
若い夫婦の家族は先が読みにくいです。なので、あまり固執しない様に、どうにでもなる様に設計します。
60歳代の夫婦の家は先が見えていますので、その30年間に合わせて設計していきます。なので家の設計は大きく異なる事になります。
若い設計者には出来ない設計かもしれません。
リビングに出なくて水周りに移動できる動線があるとかですね。これも経験しないと分かりません。
「子供が小さいので・・・・・」
みたいな奥様の要望に振り回されると、今にフィットした家が完成します。が、2年もたてば小さかった子供が歩き始めます。そうなると危険な間取りに早変わりです。
寝かしたまま料理が出来る和室の小上がりは転落の可能性がある部屋になってしまいます。それが想定できるのかどうかです。
「ご要望をお聞かせください」
とか言う会社では難しいでしょう。後悔したくない場合、その言葉を口にしない会社を選ぶ事でしょうね!!























