普通の家はなぜビニールクロスを使うのか??
日本の家の内装材でスタンダードなのが床はカラーフロアで壁と天井はビニールクロスでしょう。
床のカラーフロアはベニヤの基材に印刷されたシートが貼ってあり、その上に塗装が掛かっている。
色々なパターンがあり綺麗です。
ワックスレスや割れ防止など色々な機能があり、クレームが少ない商品になっています。
ただし、住んでいる人に対して良いのか??って事はあまり考えられていません。床はベタベタするのでスリッパは必需品でしょう。
冬は恐ろしく冷たいですね!!
壁と天井はビニールクロスがほとんどです。これも色々な機能が付いていたりします。防カビとか汚れ防止とかです。
対応年数が長くて10年。短いもので5年と言われています。そのスパンで貼り替える事になります。
なぜそのスパンなのか??それはビニールクロスの中に入っている色々な物質が揮発して、ビニールクロスの状態を保てなくなるからでしょう。
塩化ビニールから出来ているビニールクロスは可塑剤で柔らかくされています。
そこに色々な重金属などを混ぜて形が壊れない様になっていおるんですが、それが抜けるとボロボロと剥がれたりします。
実はその混ぜられているものが家の中の空気中に揮発して来ます。それを中にいる人が吸いこむ事になります。
それが原因で色々な体調不良が起こるんです。なのでもみの木ハウスでは使えないって事になります。
普通の住宅会社では「国が認めた量しか入っていないから大丈夫!!」って事で使っているって事です。
ビニールクロスは仕事が早いし綺麗だし、クレームが少ないし、お手頃な価格って事で使われているって事。
健康住宅って言いながらもビニールクロスを使っている。まあ、それが普通の住宅会社ですね。
内装材とかをそこまで吟味していないって事です。
もみの木ハウスの場合、床や天井はもみの木です。そのもみの木の邪魔をしない内装材を使う。
ビニールクロスを使うと、ビニールクロスから揮発してい来る色々な化学物質を、もみの木が一生懸命に分解し始める。
無駄な作業になります。
もみの木が人のために働く様にする事がもみの木ハウスの内装材の考え方なんですね!!