玄関にあるトイレ??
最近、よく目にする「玄関にあるトイレ」ですね!!
これが、自分には理解不能です。玄関に人が居ると入れないし、出れない。これって非常に不便だと言えます。
「人にトイレを貸す時に便利ですよ!!」
って、聞いた事がありますが、外部からトイレを借りに来る人なんて居ません。また、共働きなので昼は居ません。
休みの日にはそんな人は来ないでしょう。
「トイレを我慢した人がすぐにトイレに入れますよ!!」
なんて事を言う営業マンも存在したようです。が、そんな緊急事態になる事は稀でしょう。そんな事のためにトイレを玄関に??
水周りが遠く離れるので工事費が上がるだけの事です。
夜中のトイレも玄関まで行かないと使えませんし、断熱性の低い家だと冬の玄関は極寒状態ですからヒートショックを起こすかもしれません。
なぜ??玄関にトイレなのか??
もしかしたらという事が一つだけあります。それは外から帰って来ての手洗い場が設計されるようになったからではないのか??
コロナが流行り、家づくりでは玄関の手洗いが流行っています。これも考えた方が良い設備なんですが、今日は触れないようにします。
手洗い場が玄関にあると、手洗い場を長く使わない場合、手洗い場までの水道管の中の水は動きません。これを専門用語で「死に水」といいます。
動かないので水道管の中で水が腐る事が考えられる。水道管の水が絶えづ入れ替わるようにトイレまでセットになっているのではないのか??
推測です。トイレを使わない日は無いですから、水道管の水は死に水にはならないでしょう。
玄関に手洗いだけがあると危険ですからね。よく考えてあります。でも、そんな説明をしても「それは作り手の都合でしょう??」ってなります。
そこで「トイレを借りたい人が来た時に・・・」とか「トイレを我慢して帰って来る人が・・・」とかになっているのではないのか??
家に暮らす人の事を考えています。って事にすり替えているのではないのか??
そう言われても最終的に玄関にトイレがある事で不便さを感じるのは暮らす人達って事です。
流行りを追いかけると家は本質からどんどん離れて行きます。気を付けましょうね!!