見学会で印象に残った家はヤバイと思います・・・
見学会に行って「あの家は凄かったね!!」ってなる家はあまりお勧めしません。
よく「ホテルライクな家」ってありますが、あれと同じような事で、たまに泊まるから良い訳で、暮らすとなると話は違ってきますからね!!
なので「印象に残る」ほどのインパクトがある家は暮らしには向かないって事になります。
なので見学会では「よく覚えてないけど良い感じの家だった」ってくらいがちょうどいいですね。
「カーテンの印象が凄かった」とかだと恐ろしく派手なカーテンが下っていたって事で、毎日だと飽きるって事にもなりますからね!!
「吹き抜けが凄かった!!」っていうのも何のための吹き抜けなのか??って事が問題になります。
インスタ映えのためだったら止めた方が良いでしょう。無駄な空間、無駄な工事費になりますから。
「キッチンが凄かった!!」っていうのもあまりお勧めではないですね。
キッチンは扉の素材で値段が変わります。
機能は同じならば、それなりの扉で選ぶ方がコスパも良いですからね!!天然木とか選ぶと金額だけが跳ね上がります。
出来る料理は同じです。
自分も色々な家を見て来ましたが、中にはヤバイ家もありました。「露天風呂がある家」とか「恐ろしく高いシャンデリアのある家」とかです。
その印象が強くて他がどうなっていたのか??なんて事になりますからね。
まあ「展示場」だったので、それが目的って事だったのかもしれませんが・・・・・
「ホテルの様な洗面が良いです。カウンターと鏡だけでシンプルな洗面です」
「物が置けませんよ。ホテルは一人か二人ですし、長くても2日間の滞在だから良いと思えます。止めた方が良いですよ」
なんてなりますが、それでもホテルライクな洗面所って事で強行された人が居ました。住んでから行ってみたら・・・・
洗面のカウンターには家族の色々な物であふれかえっていました。歯ブラシやドライヤーに整髪料などなどです。
収納が無いから当然ですよね!!
この物件依頼、言われてもしません。
ホテルではなく「家」を設計していますから。当然ですが素人の意見には同意は出来ません。
要望をよく聞いてくれる会社は沢山あります。ただ、それで後悔しないのか??って事は「不明」ですね・・・・・