高気密の家の注意点!!
最近の家は「高気密」になっている事が多いです。
高気密の家には色々なメリットもあります。高断熱とセットにする事での快適性は大きなメリットの一つですね。
ヒートショックなども少なくなり、病気にもなりにくくなる。
なんてメリットは素晴らしい事になります。ところが、高気密の家はそれゆえの危険性も秘めています。
高気密なので空気が入れ替わり難いって事ですね。24時間換気で室内の空気を入替しますが、システムがちゃんと機能するのかって事。
また、室内で燃焼系の器機の使用は難しい事になります。理由は「酸欠になる」って事です。
なのでガス調理器は危険だと言えます。給気口を付けるしかない。
石油ファンヒーターも給気口を付けての使用になります。薪ストーブも同じですね。給気口を付ける事で気密性が下がる事になる。
そして一番の問題は「室内の空気」となります。
内装材の選択を間違えると、そこから化学物質が室内に揮発してきます。高気密なので機械換気でしか排出できません。
内装に使われた木からも出て来るので気を付けましょうね!!
高気密の家はシックハウスに逆になりやすかったりします。
また、家の湿度の問題も高気密の家では重要な事になります。内装材を間違えると湿度が高すぎたり、低すぎたりとなります。
湿度が高すぎると「カビ」や「ダニ」や「バクテリア」などに良い環境になります。食中毒になりやすいですね!!
湿度が低すぎると「ウイルス」や「バクテリア」やなどが活発に活動しだします。
コロナウイルスが季節に関係なかったのも「湿度」の問題だったからでしょうね??
人に一番良い湿度は50~60%になります。これはもみの木ハウスの室内環境です。
低い方は30%以下で、高い方は70%以上になります。高気密の家の湿度をどうコントロールするのか??それが問題です。
加湿器や除湿器でのコントロールもありますが導入費や電気代が発生します。
床に水撒くもみの木ハウスが一番コントロールしやすいでしょうね??
高気密の家を考えている人はよく考えて建てた方が良いですよ。災いに変わる危険性が高い家ですからね!!