予算オーバーはなぜ起こる??
「予算オーバー」
あまり聞きたくない言葉です。家を建てるときによく起きる悲劇です。良く起きるってなんででしょうか??
それは業者は業者で予算の詰めをする前に作業に入っていることが多い。
「たぶん、これくらいは持っているだろうし、借りれるはず!!」
って事で要望をどんどん聞いて「たたき台のプラン」を作り次の打ち合わせのアポを取るようにする。聞き取りもいい加減だし、大体予算が分かっていないので、設計にプラン依頼を回すと、
「これ予算は??」
「まだ聞いてないから適当でいいよ」
「それじゃできないよ。金額を教えてくれないとできないからな!!」
「たたき台だから取り合えづで良いからさ、作ってくれって」
みたいなやり取りが社内で起きます。設計はお金が絡む作業だから先に進めようがない。けどやるっておかしな事になっていくわけです。
たたき台のプランを前に打ち合わせが、予算も決まらぬままに始まります。
「これが建てられるんだ!!」
なんてお客様は思います。だって要望を聞いて出てきているから、予算内で出来ていると考えるからしょうがない事です。それにさらに、
「他に変更はありませんか??」
とか来るからまだ余裕があるなんて考えたら大変な結末が起きる事になる。
「リビングをもう少し広くしてもらって、屋根は瓦が良いわね」
なんて言い始める。業者の方は
「お金は大丈夫なんだろうな??金額が上がるぞ!!でも、言うって事は大丈夫だろう。たぶん・・・・・」
とかなり、プランが決定しその後、見積もりです。
「恐ろしい金額になるけど大丈夫なんだろうな??」
なんて工務から言われたけど、大丈夫だろうって事でお客様に提示。するとお客様が怒り出した!!
「何なのこの金額。うちは1,800万円しかないって最初で言っただろう!!3,000万円って・・・・・」
最初の段階で少し出ていたお金の話がお互い突っ込んで話をしていなかったからこの様な結果になったと考えられます。最初でしっかりお金の話を決めて動いていたら予算オーバーの悲劇は起きるはずがない。
でも、よく起きるって事はそれをしていないって事です。お金の話を飛ばしてプランに入ったら危険だという事を肝に銘じておきましょうね!!
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