土地の高低差は要注意です!!
家を建てるための「土地」を求める時に注意点は沢山あります。
その中でも一般の人でも「こんな土地は止めましょう」というのは「高低差が大きい土地」でしょう。
基本的には2M以上の高低差がある場合、擁壁をしないと家を建てることは困難になって行きます。この場合「工作物申請」が必要になり「検査済証」まで必要になります。
敷地が広い場合は4Mの後退で建てることは出来ますが、街中の場合はそんなことは出来ません。敷地を有効に使うには擁壁を作るしかないって事です。
擁壁には多くのお金が掛かります。
安かった土地も擁壁の工事費を考えると高い土地に早変わりしますので、お気を付けください。
自分の土地ではない場所に2Mを超える高低差が有っても崖と判断されたら後退をする事を要求されたりします。
ハザードマップに土地がかかる場合は止めた方が良いでしょう。
高低差の大きな土地は安く売りに出ている場合が多く「ここはどうでしょうか??」という感じで候補地に上がってきたりします。
グーグルマップで確認するとかなりの確率で2M以上の高低差が隣地や道路との間に存在する事が分かります。
「擁壁工事にお金が掛かりますがよろしいですか??」
てな事で断熱する事が多いですね。
擁壁がある場合でも工作物申請の無い場合は「やり直し」となりますから同じ事になります。ここは確認した方が良いでしょう。
一番良いのは建築士と一緒に探す事です。間違う事は無いでしょう。
「ここは建てられますよ」
なんて言われて買った土地が擁壁をやり直さないといけない土地だったとかありますからね。崖から恐ろしく離して建っている家を知っています。北側に空き地があります・・・・・
不動産の人は建築士ではないという事は認識しましょう。
分かりやすいのは「安すぎる土地」です。何かの傷が隠れている可能性が高いと考えるべきでしょう。
それを見抜くには「建築士」の目が必要になると言えます。
自分は年間に色々な土地を見に行きます。土地が一つ決まるまでに、買ってはいけない土地を恐ろしい数を確認しに行きます。
という事は「安くていい土地」というのは存在しないって事ですね。