地産地消はどこが良いのかが分かりません??
「地産地消」っていう言葉があります。この言葉は要注意でしょう。情報操作されている可能性があります。
鹿児島の場合は杉材でよく使われます。「県産材は県内で使いましょう」てな感じです。
ところが「黒毛和牛」とか「黒豚」とかでは「地産地消」は使われていません。なぜか??「県外で売れまくっているから!!」が原因でしょうね??よそで売れまくるものに対しては地産地消は言いません。不思議です。
焼酎も同じですね。どちらかと言えば他県に売ったり外国に売ったりしようと考えられています。だから地産地消なんて言葉を使いません。県産材くらいでしょうね「地産地消」とか言うものは。
地産地消が悪いとは言いません。ただ、言いたいのはいかにも「良いものですよ」って感じでの情報操作です。
そうしないと売れないのかもしれません。
日本は資源の乏しい国です。なのであらゆるものを国外から輸入しています。それを材料として色々な製品を作っては今度は輸出しています。代表は「自動車」でしょう。ここでも「地産地消」は無いですね。
もみの木ハウスのもみの木はヨーロッパから輸入されています。
そこを知った同業者は「ウッドマイルズ」という事を口にします。ウッドマイルズは輸入する木材を運ぶためのエネルギー消費が無駄って考え方です。地産地消のおおもとになっている言葉です。
でも、日本でそんな事を言い出せば「日本自体がダメな国」って事になります。
地産地消で使う木材も人工乾燥するために重油を燃やしています。なのでどちらが良いのか??って感じですね。自分たちの都合のいい事しか言いませんからね??
よく考えると分かる事です。
住宅業界では色々な言葉で情報操作されている事があります。自然素材とか健康住宅とか木の家とか何の事を言いたいのかがよく分かりません。受け取る人の頭の中でどうイメージされるのか??ですね!!
聞いた言葉がどんな意味なのか??放った相手に納得いくように説明してもらう事ですね。放った人も深いところは知らないと思います。