太陽光発電はどうなのか??
「自宅で使う電気は自宅で作ろう!!」なんて事で家の屋根に太陽光パネルを設置する事があります。
もみの木ハウスではやっていません。理由は簡単で「意味がないから」です。最初に鹿児島という特殊な条件があります。それは桜島の「火山灰」ですね。これが厄介なんですね。
太陽光パネルの表面に積ったらなかなか取れません。水道水で洗い流すと今度は水道水に含まれる「カルキ」の幕が出来て発電量が下がります。パネルの灰を取り除くには「雨」を待つしかありません。
下手に除去するとパネル表面に傷が入り、これも発電効率を下げる事になります。
そもそもの話ですが、鹿児島は日照時間が短いという致命的な事もあります。付けるなら宮崎県ですね。日照時間が長いです。こんな不利な事が分かっている中、太陽光発電を勧めるってどうなんだろう??って考えます。
また「構造的な問題」もあります。
屋根の上に搭載しますから、荷重計算をしなければなりませんが、構造計算がしてあるのかどうか??って問題です。多くの住宅会社は構造計算はしてないでしょうから、太陽光パネルを載せた場合の事など検討されていません。
「停電の時に電気が使えます」
は「非常用電源が一か所だけ」です。電気を使いたいのであれば「蓄電池」が必要です。が高いし寿命が短いです。計算すると発電会社から電気を買った方が安くなります。家の性能にもよりますが??もみの木ハウスは買った方が安くなります。
最終的には寿命が来て発電しなくなります。その時は「入れ替える」か「撤去」が必要になります。そこに大きな費用が発生します。そんな話は誰も話をしてくれません。そこまで計算してプラスにできるのか??
商業施設とかの屋根に搭載されていると儲かると思われますが、なかなかそんな建物は見たことは無いです。コンビニの屋根にも太陽光パネルは搭載されていません。儲からない証拠でしょうね??
自宅にいると「太陽光発電をしませんか??儲かりますよ」って営業マンがやってきます。「君の家にも付けてるの??」とか聞くと「お金がないので付けていません」とか言いますから、
「付けて儲かったら来てね!!」
って返します。良い事はまず自分からでしょうね??