子供部屋の怪
色々と問題になる部屋。それが「子供部屋」でしょう。
家族が新築後に増えると、すぐに「子供部屋が足りない」となります。昔はここで「家の増築」が始まります。まあ、それはそれで構わないのですが、その後が問題なんですね。子供は「家を出ていきます」からね。
足らなかった部屋は今度は「空き部屋」となり大きな問題になります。夫婦だけの家に使わない子供部屋だけが残りますからね。子供も帰ってきません。なので子供部屋は最小限にする事でしょう。
まあ、住宅会社は家を「最大限」にしたがります。それは「工事費が上がる」からです。そんな手には乗らない事ですね!!
自分は子供部屋の考え方をこうしています。
「子供は18歳で家を出る」
と基本的に考えています。なので子供部屋は18歳までしか使わない。つまり、それ以上になると家を出る。つまり部屋が空きます。そこを下の子に使わせる。すると子供部屋は最小限で行けるって事です。
子供部屋を使うのも中学生からでしょう。つまり中学と高校の6年間です。小学校まではダイニングテーブルかスタディーコーナーで勉強をします。個室ではありません。そこを考えて部屋のローテーションを行います。
こうする事で子供部屋は二部屋で4人兄弟が使えるようになるって事です。スタディーコーナーを設けるとちょうどいい感じになります。
4人子供がいるから子供部屋は4部屋と考えるのも良いでしょうが、将来は部屋が4つも余る事になります。足らない問題よりははるかに重要ですからね。それで年を取り家族が減っての住み替えって事になっていくんです。
小さかったら問題なかったわけですが、大きいゆえの「光熱費問題」や「維持管理問題」とかでの結論が「住み替え」です。
人生で2棟目の家を建てるのも良いのかもしれませんが、どうせなら1回で終わらせたいですね。お金がもったいないですからね??
建てるときの家族の状況で間取りを決めるのが普通の事ですが、そこはよく考えて欲しいところでもあります。最大限でやるのか??最小限でやるのか??家に住む家族はいずれ最小の単位になりますからね??