楽家事動線の落とし穴「湿気対策を無視すると・・・・」

楽家事動線という事で採用した間取り。でも、湿気対策がなされていなかったばっかりに「カビ」と「ダニ」の問題に直面したという話。
もみの木はハウスの場合「湿気対策」をもみの木の「調湿効果」を使って行っています。なので楽家事動線が成り立っています。
間取りだけコピーすると色々な物から出てくる「湿気」がいたずらを始めます。それが後悔に結びつくことになる。
楽家事動線の間取りの中には洗面脱衣室の横にファミリークローゼットを設計して、洗面脱衣室で洗濯物を干して、乾いたらファミリークローゼットに移動するという間取りがよくあります。
ところが、内装材が調湿できない場合、洗濯物の湿気は部屋中に広がり続け、最後は空気中の水分が飽和して洗濯物は乾かない状態が続きます。
そうなると湿度が100%近くに上がります。そしてその湿気はファミリークローゼットにある衣類が吸い込みます。するとどうなるのか??衣類がカビる。
洗濯物は乾かないし、衣類はカビるし。良い事などまるでない。楽家事動線も成立しません。
カビた衣類には虫が来ます。そして衣類を虫が食べる。食害が起こるという事です。大切な衣類は台無しになるって話です。
湿気のいたずらはそれからも続き、家中の部屋のビニールクロスにまで広がります。空気がよどんだ部分はカビだらけ。
除湿器が必要な家になります。光熱費が上がります。良い事は何もない家って話です。楽家事も水の泡です。
もみの木ハウスはもみの木の調湿効果を利用しています。だから湿気から起こる色々な問題が起こりません。洗濯物も乾くし何の問題も無い楽家事動線です。
なので動線を考えるには考えられる結果が付いてこないといけないという事を設計者が組み込まないといけないという事です。
まずは「部屋干しで洗濯物が乾く」という事でしょう。
それが出来ないとファミリークローゼットを併設したらダメだという事です。でも、多くの住宅会社の設計者はそこまで配慮していません。
「便利そう」という事で目の前に出されたインスタの写真を図面に落とし込んでいきます。そしてそれがクレームになっても、
「お客様が要望されたとおりにプランを作っただけですから」
って逃げます。なので、もみの木ハウスのインスタを見てコピーするなら「もみの木」までやらないとダメだと言えるでしょう。
楽家事は結果が大事であり、間取りはその結果を有効活用するだけのものですからね!!
























