ドアか引き戸か??
部屋への入り口を「ドア」にするのか「引き戸」にするのか??
これは悩ましい問題??ってなるのは素人だからでしょう。プロは全く違う目でそこを見ていて決める。今日はそんなお話です。
そもそもドアは日本には無い建具です。外国の建具なんですね。日本には溝の間を動く引き戸しか有りませんでした。
家が洋風化した事と、洋間という不思議な部屋が多くなったことでドアが増えたとも言えるでしょう。では、家の様式で決まる事なのか??
まあ、それも少しはある。
我々、設計から考えるのは「予算」が最初です。低予算となると「ドア」を選択します。予算に余裕があり動線に無駄がない場合のみ引き戸になる。
要するにドアの方が安いって事です。
「ドアは邪魔になるから引き戸にしてください」
なんて要望も出たりします。ドアは取り付け軸を中心に回転して動きますから、その動く範囲には物を置けません。引き戸は溝の上を動くので、場所を取らないって事ですね。
でも、ドアから引き戸(片引き戸)への変更は金額はアップすると考えた方が良い。商品と大工さんの手間まで考えると一か所5万円前後は変わるでしょう。
それが出せるのかどうか??での判断になる訳です。
また片引き戸になるとドアの二倍の壁を使う事で、地震に対する耐力壁が少なくなると言う事にもなります。
耐震性に大きな影響を及ぼすことは無いか??というところまで考えながら決めているのがドアか引き戸か??なんですね。
営業マンはここまで知りませんから簡単に引き受けてきたりします。が、設計側からすると大ごとになる訳です。
そんな事を営業マンがやっている会社は危険な会社だともいえます。無免許が図面を訂正していくわけですからね(汗)
お願い
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フォレストバンクのフォレストキングなどの商品は普通の商材ではありません。お問い合わせは知り得た人、もしくは会社にお願いいたします。それ以外にお問い合わせをする場合、販売できなくなる可能性が有ります。
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