家族の変化を考えておきましょう!!
「家族は4人です。なので4人家族用でお願いします」
って事で始まった家づくりです。ご主人が35歳、奥様が33歳でお子さんが4歳と2歳の時に完成したとしましょう。
4人家族で暮らすのは、上のお子さんが18歳までが最短の時間になります。なので14年間です。
そこから3人家族の暮らしが2年間ほどです。
つまり4人家族で暮らせるのは16年間と言えますね。子供はそこから親元を離れる可能性が高いって事です。
その後は結婚して独立してたまに実家に帰ってくるぐらいになる事でしょう。
夫婦だけの生活になった時のご主人の年齢は51歳です。奥様が49歳と言う事になります。
つまり、そこから30年間は夫婦だけの暮らしになるって事です。子供との生活の倍くらいの時間ですね。
ここまで書いたらわかると思いますが、子供との生活を重視するのかその後の生活を重視するのかそこが重要です。
夫婦だけの生活の方が長い。これは事実です。
子供部屋を広くしてもそこで暮らすのは20年は無い訳です。どちらかと言うと夫婦の寝室をどうするのか??が重要でしょう。
「あとで考えれば良いじゃないか??」
なんて言っても基本的な構造は変える事は難しいですから、最初で考えておく事ですね。
「子育ての家」とかありますが長くて20年の事です。そこにフォーカスすると失敗しますよって事ですね。
家づくりは家族の変化を考えておくべきですね。「今」で決めると20年後は後悔します。
長く暮らすのは誰なのか子供の言う事を優先するという事は正解ではないと言えますね!!
家はそう言った事まで理解できていおる人と建てることが重要だと思います。
一緒になって「今」の事で盛り上がる人と建てると失敗します。先を読めてない人と言う事です。
口の上手い営業マンと意気投合するのか??「最後は二人だけですよ」って夢を壊す事ばかり言う設計者と建てるのか??
支払う金額は似た様なものですが、20年後の生活は別物となっている事でしょう。
よく考えた方が良いでしょうね??