木造軸組み工法
我々が手掛ける住宅の工法は「木造軸組み工法」と呼ばれるものです。
日本独自の物になる。日本は雨が多い気候な為、屋根を早く掛けるように工夫がしてあります。まずは「屋根」なんですね。
雨が降っても大丈夫なように考えてあります。
そんな日本独自の工法にアメリカなどからのツーバイフォー工法やパネル工法に軽量鉄骨造などの大手ハウスメーカーが進出してきます。
もちろんですが屋根を早く掛ける事などは考えていません。工事の途中に雨が降ると全部が濡れる。完成してからの「カビ」の問題などが心配な工法なんですね。
それでも家を売りたい。そこで考えたのが今までの木造軸組み工法の名称を変える事を思いついたようです。そして付けられた名前が、
「在来工法」
です。古い工法だとでも言いたかったんでしょう。ハウスメーカーの方が新しい工法ですよって事ですね。酷いやり方です。
地域の工務店も知らずに「在来工法」って言葉を口にしています。お返しで大手ハウスメーカーの事を量産メーカーと呼んでいます。
イノスの家の場合は構造計算を行います。そこで付けた工法名が「デジタルフレーム工法」です。自分はこれを使っています。
構造計算をしている家ってそんなにありませんからね。
後から出て来た工法は大体は「雨に弱い」です。日本の気候の中では生まれていませんから関係なく考えられています。在来工法以外の工法で建てる人は「雨」には注意です。
昔、ある工法で建てた家に引っ越してみたらカビの臭いで住めなくなったってのがありました。壁の中がカビだらけだったそうです。
組み立てる時に雨が降った事が原因です。
在来工法はその点は安心です。デジタルフレーム工法はもっと安心ですね!!