家の基本的な寸法の話!!

家には「基本寸法」というものがあります。
もみの木ハウスの場合は91センチが基本寸法です。これはJIS規格にもある寸法になります。ローコストメーカーなどは100センチが基本寸法になります。
91センチのが基本寸法の家をそのまま100センチにすると面積が2割ほど大きくなります。30坪の家が36坪に早変わりします。そこに坪単価を掛けるわけです。
ローコストの仕組みです。
さて、窓の取り付ける高さの基準寸法は床から2メートルが基本寸法です。それに合わせてドアの高さも2メートルになります。これも建築の常識になっています。
本格的な和室の場合は鴨居の高さが1.7メートルほどです。自分の身長が1.8メートルなので普通に頭を鴨居にぶつけますから危険な高さです。
人の身長が伸びてきている事で、基本寸法を1.85メートルにしていました。が、和室としての色々なバランスは崩れていました。
最近では色々な意味で和室を作らない様になってきています。
テーブルやカウンターの高さは70センチ前後になります。これを間違えて90センチとかで取り付けてしまうと椅子が無いって事になりますから要注意です。
なぜか90センチで設計する事があります。
キッチンの高さは「使う人の身長÷2+5センチ」という式で求める事になります。よくある85センチのキッチンのカウンター高さは160センチの人を想定している事になります。
自分が使いやすいキッチンは95センチという事ですが、規格にないので床を上げるしかありません。
家では85センチのキッチンを使っています。慣れると普通です。
天井の高さは構造材の規格から考えると2.45メートルという数字になります。天井を高くしたいとかで柱の長さを変えると建築基準法に違反する事がありますから要注意です。
「天井は高い方が良い」
とか言いますが、ほんとかどうかは分かりません。色々な下地材の寸法が足らなくなるので、無駄なお金が掛かるだけの様な気がします。
この他にも色々な寸法が頭の中には入っています。その寸法を考えて設計はしていきます。特殊な寸法で設計するだけで、工事費は高くなる訳です。
簡単そうにやっていますが色々な事を考えて無駄が出ない様にしていくのが設計者の責任ですね。






















