工事費の「値引き」の罠!?

「値引きできませんか??」
「上司に聞いてみないと自分では答えられません」
「では、聞いてくれますか??それ次第で契約します」
「分かりました。今度の週末までには返事をします。それで合意したら契約していただけますよね」
「合意したらね」
「頑張ります。では今週末には金額を提示します」
なんて事は住宅会社の営業マンが話をしていそうな事です。でも、これって最初で仕掛けられている話かもしれませんから要注意です。
話を過去に戻します。
この住宅会社の営業所では営業会議が開かれています。そこで「今月の契約物件」という事で、今回の家もリストアップされています。
工事金額と提示金額の打合せがなされます。なぜ二つなのか??それは「値引き」を要求されるのかどうかも含めての金額のすり合わせを行うからです。
仮に3,000万円の工事費だった場合、値引きを100万円くらいだろうと想定します。競合相手が分かっていた場合、それとのやり取りがどうなのか??雰囲気で想定させます。
競合先の会社が分かっていた場合、今までのやり取りでどのぐらいの金額で行けそうかはなんとなく分かります。それが3,200万円だとしたら、提示金額は3,400万円になる。
そして値引きは最大で200万円で予定通りの3,200万円で契約です。
つまり営業会議の通りに100万円の値引きをしたようにする訳ですが、余裕が300万円あります。値引き金額が100万円以上だった場合は作戦通りに営業所長に電話して値引きの金額を交渉する演技をしていく事になる。
「値引きは最大100万円を了解してもいらっています」
と言った後の反応で判断する事になる。ここで契約になる場合もありますし、難航する場合もある。難航する場合は、
「厳しいな。もう少し何とかなりませんか??」
「自分の持っているのが値引き枠が100万円なので、上司に確認取ますが、あといくらとかありますか??」
「できる範囲で良いですよ」
「分かりました。確認します」
電話してここで100万円の値引きを許可してもらいます。条件としては知り合いの紹介とか言うのはもちろんの事です。
「誰かお知り合いの紹介をしていただく事の条件はありますが、何とかあと100万円の値引きをもらいましたので、3,200万円で契約お願いします!!」
で、予定通り3,200万円での契約です。まあ、200万円高く買う事になりましたが、本人は200万円得をした事で円満に契約できましたとさ。おしまい。
























